1000匹の絆プロジェクト
犬猫共生施設の実現への道


1000匹の絆プロジェクトは、2020年殺処分ゼロの未達成の現実を踏まえ、今できる最善を全力に変えるプロジェクトです。
犬猫の殺処分は10人に1人の選択で無くすことが出来ます。しかし、広め知ってもらうことは、たやすい道のりではありませんでした。ですが、一人の選択が一匹の尊い命を繋ぐ選択は、人間の社会にとって、未来を切り開く大切な絆に変わります。小さな命を思いやり、繋いで実現する殺処分ゼロ、1000匹の絆プロジェクトはその目標に向かって全力を尽くします。
※10人に1人の選択とは犬猫を飼い始める方のうち、10人に1人が殺処分対象の犬猫の里親さんになる選択をすることです。日本では10人に約0.4人ですが、アメリカの場合は10人に6人が選択していますから、まだまだ、余力は十分で、ただただ知らないだけです。決して無理な数字ではありません。
どうして、このプロジェクトが必要なのでしょうか?

無くせたハズの殺処分が今も続いています!
命を繋ぐ選択を伝え広める応援に
どうか、お力をお貸し下さい!
プロジェクトの2本の柱
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犬猫との絆、モニュメントの製作
殺処分が続く要因として、近年、他者の命を軽視する傾向が強くなっています。人間以外の命は単なる玩具や道具、商品のような扱いになっているようにも感じます。
ですが、日本には昔から育まれてきた命を尊ぶ心があります。人類の歴史の中で、モニュメントは絆を深める大切なカタチでした。「大切な愛犬愛猫を形として残す」、それはハチ公やワサオのような特別な犬猫だけはありません。自分が愛した犬猫だからこそ、残したいアイノカタチではないでしょうか。社会が大切な命の絆を取り戻すために、皆さんの力をお借りして1000匹のモニュメントの造形を目指すアクションです。
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犬猫共生施設の開設
応援団の実活動として犬猫共生施設開設を目指します。保護ではなく、共に暮らす施設、多くの方に訪れていただき、大切な命、大切な未来を共に体験する施設を実現します。
※基本的に譲渡の難しい老犬猫や傷病犬猫の終の棲家と考え、譲渡可能な犬猫は、里親さんとの出会いを促進します。将来的に保健所などの支援として、ミルクボランティア、特に懸念される多頭飼育崩壊時の支援施設としても貢献し、殺処分の無い社会を目指します。

※猫舎完成予想図(デザインを変更させていただきました。下記記載)

プロジェクトの経過
2019年朝日新聞社さんからのご提案で、より積極的に殺処分ゼロを目指す機会と、クラウドファンディンをお勧めいただきました。2020年殺処分ゼロ実現が絶望的という時期と重なり、プロジェクト開始を決断しました。応援団はご寄付を募らない活動を行って参りましたが、殺処分が収束を見せない今、クラウドファンディングの皆さまの想いとご支援のお志をいただき、犬猫の殺処分の無い社会を願いプロジェクトがスタートいたしました。
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2020年 「1000匹の絆プロジェクトⅠ」朝日新聞社A-portクラウドファンディング事業部
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2021年 「1000匹の絆プロジェクトⅡ」朝日新聞社A-portクラウドファンディング事業部
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2022年 「1000匹の絆プロジェクトⅢ」朝日新聞社A-portクラウドファンディング事業部
2021年、皆さまの尊いご支援により、施設土地が確定しました。2022年8月に地目変更、施設開設に伴う農振許可も下り、土地の取得となりました。

所在地:福島県郡山市鬼生田地内 土地面積:3,522.90㎡公募(1,065.68坪)アクセス:常磐道 郡山東ICより7分(3.6㎞)
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2023年 「1000匹の絆プロジェクト」キャンプファイヤー グッドモーニングにて
施設は既存の建物改修し開設を計画、多くのあたたかいご支援をいただきましたが、目標に達することが出来ず引き続き、クラウドファンディングを開催しております。休止中の朝日新聞社A-portから、2023年、キャンプファイヤー グッドモーニングのサイトにて開催さてていただきました。今一歩及ばず、また、着手に不可欠となる水廻りの工事費(合併浄化槽の設置)予算に及びませんでした。
施設計画の規模縮小など再検討しましたが、やはり、外部委託工事として不可欠な水に関する設備は、施設運営にとっても欠かすことは出来ないと憂慮する中で、レディーフォーさんから、クラウドファンディングの提案、熟慮した結果、託させていただくことを決断致しました。
工事の着手の為に、外部への委託水廻りの工事費が必要です。
共生施設の今後
2023年中の施設開設を目指しておりましたが、尊いご支援をいただきながら実現出来ず、また、主課題である殺処分ゼロの活動、告知啓蒙活動も2020年度の譲渡数39,866匹から2021年度36,004匹と、たった1年で10%も減少と、単純に3,864匹は減少が無ければ繋がったはずの命の数、結果は残すことはできませんでした。皆さまの想いに応えることが出来ずに、お詫びする術もございません。そして、声なき犬猫たちの悲痛な声に応えることが出来なかった無力さは、身に染みて、痛感しております。その想いと声は殺処分ゼロの実現しかないと胸に刻み、今後、最終的な代替プランも含め、ご提示させていただき、必ずプロジェクトを完遂し殺処分ゼロの実現を目指します。

第一期工事 猫舎開設を目指します
猫舎改修費 850万円
浄化槽設置工事費 160万円
設備工事費 142万円
フェンス工事費 261万円
整地等外部工事費 66万円
ドックラン整備費 134万円
予算総額合計 1,603万円

READYFORにて水回り工事費を目標としたクラウドファンディングを開催 2023年 8月~10月 目標金額300万円
今回のクラウドファンディングは「All or Nothing」となります。目標達成時のみご支援金が受け取れます。
開催中は水廻りの設備を使用としない施設整備を行い工事に備えます。
クラウドファンディングにて目標が達成された場合
合併浄化槽設置の為、クラウドファンディングの完了時の日程上、設置工事完了を翌年6月に設定させていただきました。
合併浄化槽の設置をメインとした水廻り設備工事を行います。
2024年6月完了予定
ありがとうございました。
10月27日の23時をもちまして、「殺処分にあう保健所の犬猫たちを助けたい!1000匹の絆プロジェクト」のクラウドファンディングをネクストゴール達成の中で終了を迎えることができました。
210名の皆様からのご支援は、目標金額であった300万円の133%を超えるご支援額4,016,000円を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
目標金額300万円の達成は10月24日の夜、募集終了の3日前となりました。そして、本当に救急な中でのネクストゴールお願いにも関わらず、あたたかいご支援者様の応援とご支援が、一気にネクストゴール達成の道を切り開いてくれました。本当にありがとうございました。
猫舎デザイン変更のお知らせ
予算の問題がクリアに至っていない為、可能性としてですが、予定猫舎の西手にある土地と進入路(西手)の売買を資金調達の選択肢の一つとして検討しています。入口を前面の南側にすることで、どちらの場合でも可能なデザインに変更させていただきました。

現在、この築40年の母屋と敷地
※イメージパースです。猫舎はまだ改装に至っていません。
施設建物の最終形としての展望
1000匹のモニュメントでの収益金での施設計画を実現を目指しており、その他のご支援に心苦しいばかりですが、皆さまの想いを胸に施設実現に全力を尽くします。READYFORでのクラウドファンディングをぜひ達成させていただき、今までのご支援金、自己資金等を充てながら次のステップを目指します。引き続き、施設完成の為の資金調達を同時行います。

センターハウス、犬舎
二期工事にて、完成予定。
猫舎
一期工事のメイン、猫舎。
一期工事として主に猫舎の開設を目指し、二期工事としてセンターハウス、犬舎を予定しております。ただし、猫舎及び全体の資金調達が困難な場合はセンターハウスは断念し、売却、猫舎東手の建物等を犬舎に充てる等も前記のように代替プランとして考えております。ただし、センターハウス(母屋+作業倉庫)は、例えば別荘や住居として、積極的に施設にご協力いただける方がいらっしゃった場合、計画の一部に組み込ませていただきたいとも考えておりますので、ご検討いただける方がいらっしゃいましたら、お声掛けいただけましたら幸いです。
ニャンコ広場(猫舎)

ニャンコ広場としての20畳のフリースペースを確保、個室は1部屋プラスの4部屋に。
詳しくは共生施設のページにて≫
今までに
プロジェクトに1,010名様のご参加、ご支援いただきました。
あたたかいご支援、応援ありがとうございます。心より感謝申し上げます。
犬猫共生施設へのお名前掲示コース
共生施設開設までの間、掲載させていただきます。(ご支援順、施設掲載ご了承者)
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山門 美子様
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若原 典子様
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高橋 稔人様
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高尾 美雪様
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桜井 智康様
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伊藤 勝久様
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坂井 明子様
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古藤 祥子様
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大髙 眞紀子様
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米澤 和子様
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村上 仁子様
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永井 道江様
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おーじとひでまろの母様
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河合 鋭里子様
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ななさん様
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中原 寛子様
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石井 真理子様
朝日新聞社A-portのサイト現在休止致しております。また、今までのプロジェクト参加者サービスは9月30日をもって終了という事になり、引き続き活動報告は応援団ホームページで行って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。A-portさん、ありがとうございました。
ご参加のモニュメントたちは犬猫モニュメントページにて随時UPさせていただいております。


菅原美智子議員からの応援メッセージ(福島市議会議員)
私も以前ペットを飼っていました。飼っていたというよりは、パートナーでした。
果たしてパートナーとして幸せな一生だったかわかりませんが、精一杯一緒のときを大事にしました。
そんなオーナーさんは多いと思います。
物言えぬ立場だからこそ、人間の身勝手で不幸な状況にさらさないようにしたいものです。
殺処分のない世界になるよう、君島さんたち保健所犬猫応援団の活動を、これからも応援していきます。
菅原美智子
菅原美智子様、犬猫応援ありがとうございます。
私がまだ、20代の頃、あるイベントをプロデュースさせていただきました。実際は本業では無く、全くの素人でしたが、イベントは当時ディズニーで「くまのぷーさん」のバックグラウンドのデザイナーの作品展、そのイベントに取材に来ていただいたのが、ラジオ局アナウンサーの菅原美智子さんで、30年の年月を経て、応援メッセージをいただきました。福島県で知らない人がいないラジオアナウンサーさんで、福島にドライブに来たことがある方の中にはラジオから流れる美しい声を聴いた方も大勢いらっしゃるのではと思います。
余談ですが、声が武器のラジオアナウンサーさんが、こんなに美しい方とは思わず、今も衝撃的に覚えて下ります。美しさは今も変わらないですし30年前に一度お会いしただけで、犬猫の為に快く応援いただけるお心の美しさに深く感激致しております。
保健所犬猫応援団 旗手 君島 健
菅原美智子様
•秋田県大仙市(旧仙北郡仙北町)出身。聖霊女子短期大学英語科卒業。
•小学生から高校生時代まで放送のクラブで活動していた。
•1979年アナウンサーとしてラジオ福島入社。
•自分の番組で寄せられたイラストやポエムの中から選りすぐった作品を集めて、手作りのポエム集を発行したことがあった。
•昭和59年度の日本民間放送連盟賞のCM部門で、ラジオCM優秀賞を受賞。
2019年3月をもってラジオ福島を定年退職 フリーとして活動。退職後も担当した一部の番組は継続して出演している
