保健所犬猫応援団:よくある質問ベスト10
Q1. 保健所の犬や猫を家族に迎えるには、まず何をすればいいですか?
A. まずは、お住まいの地域の自治体(保健所や動物愛護センター)の公式サイトで「譲渡対象」となっている個体を確認し、譲渡講習会の予約を行ってください。 多くの自治体では、事前の講習受講と、飼育環境の確認(アンケートや面談)が必須条件となっています。
Q2. 譲渡を受けるための費用はどのくらいかかりますか?
A. 自治体によって異なりますが、一般的には**無料〜数千円程度(登録手数料や狂犬病予防注射代など)**です。 ただし、応援団が提携する民間団体から譲渡を受ける場合は、それまでの医療費や不妊去勢手術代の実費(約3万円〜6万円)を「譲渡負担金」として協力いただくケースが一般的です。
Q3. マンションでも保健所の犬や猫を飼えますか?
A. 「ペット飼育可」の物件であり、その証明(規約の写し等)を提出できれば可能です。 ただし、規約にある「頭数制限」や「体の大きさ(中型犬不可など)」の条件を満たしている必要があります。単身者や高齢者の場合は、万が一の際の「後見人(代わりの飼い主)」を求められることが多いです。
Q4. 譲渡の審査で「お断り」されるのはどんなケースですか?
A. 主に以下のようなケースで譲渡が見送られることがあります。
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ペット不可の物件に住んでいる
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長時間(8時間以上など)の留守番が発生する環境
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完全室内飼育や、不妊去勢手術に同意できない
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一人暮らしや高齢で、飼育を継続できなくなった際の後見人がいない
Q5. 保護犬・保護猫は懐きにくいと聞きましたが本当ですか?
A. 個体差はありますが、適切なコミュニケーションと時間があれば、多くの子が深い信頼関係を築けます。 最初は警戒心が強くても、家庭という安心できる環境に置かれることで、本来の性格が開花します。保健所からの譲り受けの場合はトライアル期間などが設けられていますので、相性や適性を十分に判断して里親になることをお勧めいたします。
Q6. 先住ペットがいても譲渡を受けられますか?
A. はい、可能です。ただし、「相性確認(トライアル)」が必須となります。 特に猫の場合は、感染症予防のために先住猫のワクチン接種やウイルス検査が済んでいることが条件となる場合が多いです。相性を慎重に見極めるためのステップが重要ですね。
Q7. 譲渡を受ける際、必要な持ち物は何ですか?
A. 一般的に以下の書類や用品が必要となります。
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身分証明書(運転免許証など)
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住宅の飼育許可証(賃貸・マンションの場合)
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キャリーケースまたは首輪・リード(お迎え当日)
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印鑑(書類への捺印用)
Q8. 老犬や老猫、病気のある子でも譲渡対象になりますか?
A. はい、もちろんです。私たちは**「シニア期からのパートナーシップ」**を積極的に応援しています。 子犬・子猫に比べて落ち着いており、散歩の負担が少ないなど、共働き世帯や落ち着いた暮らしを求める方に適しているケースも多いです。病気については、現在の状態と必要なケアを全て開示した上で譲渡が行われています。
Q9. 譲渡後のサポート体制はどうなっていますか?
A. 行政(保健所・動物愛護センター)から犬猫を譲り受けた場合のサポートは、民間の保護団体に比べると「手厚いフォローアップ」というよりは、**「飼い主の自立を助ける公的な相談・啓発」**という側面が強いのが特徴です。具体的には以下ののようになります。
行政による主な譲渡後サポート
1. 専門家による「飼育相談窓口」
多くの自治体では、譲渡後も電話や対面での相談を受け付けています。
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内容: トイレのしつけ、無駄吠え、脱走防止対策などのアドバイス。
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体制: センターに常駐する獣医師や動物愛護推進員(ボランティア)、時には提携するドッグトレーナーが対応します。
2. 譲渡後講習会・しつけ教室
「譲り受けて終わり」ではなく、数ヶ月後にステップアップのための教室を開催している自治体が増えています。
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パピー教室: 子犬・子猫の社会化期に合わせた育て方。
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しつけ方教室: 成犬の散歩の引き癖や、家庭内でのルール作り。
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交流会: 同じセンターから引き取った飼い主同士の情報交換会。
3. 医療・不妊去勢手術の補助(自治体による)
行政から直接譲渡を受ける際、または受けた後に対して、金銭的なサポートがある場合があります。
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マイクロチップ装着: 譲渡時に装着済み、または装着費用の助成。
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不妊去勢手術: センター内で実施してから譲渡するか、協力病院で使える数千円〜1万円程度の助成券を配布するケースがあります。
4. 委託ボランティアによるアフターケア
行政が「譲渡業務」を民間の愛護団体やボランティアに委託している場合、その団体が独自のフォロー(LINEでの写真報告や家庭訪問相談)を行ってくれることがあります。
Q10. 今すぐ飼うことはできませんが、何か協力できることはありますか?
A. 飼うこと以外にも、以下のような支援の方法があります。
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物資の寄付: 余っているペットシーツやフード、タオルの寄付
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預かりボランティア: 新しい家族が決まるまでの期間、自宅で保護犬・猫を預かる
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SNSでの拡散: 譲渡対象の子の情報をシェアして、縁を繋ぐお手伝い
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寄付金: 医療費や活動費の支援
豆知識

本当に応援で殺処分は無くせるのか?と疑問を持たれる皆さんへ、
日本で新たに犬猫をペットショップやブリーダーから、飼い始める方の数は概ね80万人、その内10人に1人が保健所から犬猫を迎える選択をしたとすると8万匹、保健所や愛護センターに収容される犬猫は現在7万匹強ですから、たった10人に1人の選択で、殺処分は必要なくなります。また、10人に1人の選択が、難しい?かと言うと、アメリカでは、シェルター(日本の保健所などの殺処分がある施設)からの選択は60%以上となっており、つまりは10人に6人以上も選択していることになりますから、アメリカで出来て日本で出来ない訳は無いですね。しかもハードルはとても低くなっています。
ただ、現状の日本ではそのことが、あまりにも伝えられなさ過ぎています。殺処分を無くすには法律を変えなくてはいけない!ペットショップを無くさなくてはいけない!ある意味、簡単に出来ないことを目指しています。その為に一人でも多くの方に、直接に殺処分を無くす方法を伝え、明日の尊い命を繋ぐ活動が応援団の活動です。


