

その「クリーン」なエネルギーの影で、泣いている命はありませんか?
「ラムサール条約」という言葉を聞いたことがありますか? ラムサール条約(ラムサールじょうやく)は、湿地の保存に関する国際条約、湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され1975年12月21日に発効されました。 それは単に、遠く離れた場所にある珍しい鳥や湿原を「守る」だけの約束ではありません。水、土、そしてそこに生きるあらゆる命と、私たち人間がどうすれば「共に豊かに」生きていけるかを探る、地球規模の知恵の結晶です。 でも今、日本の誇るべき「釧路湿原」などで、そのあり方を問われています。 湿原周辺でのメガソーラー建設問題。 再生可能エネルギー自体は、未来のために必要な一歩です。しかし、そのパネルを並べるために、特別天然記念物のタンチョウが舞う空や、数万年かけて作られた生態系を壊してしまっては、本末転倒ではないでしょうか。 「区域の外ならいいだろう」 そんな法律の隙間を突くような開発が、いま私たちの知らないところで進んでいます。 これは、決して遠い場所だけの話ではありません。 私たちが暮らす街の中にいる**「地域猫」や身近な生き物たち**と

Takeshi Kimishima
【私たちが忘れてはいけない、日本の「名もなき名犬」たちの話】
最近、犬との向き合い方を考える中で、改めて「日本の雑種」の素晴らしさに気づかされました。 かつて日本の里山や路地裏にいた、いわゆる「雑種」のワンコたち。 実は彼らの遺伝子を紐解くと、数千年前からこの土地で生きてきた「ニホンオオカミ」の血が数%ほど刻まれている可能性があるそうです。 派手な血統書はないけれど、彼らには共通する素晴らしい気質があります。 1. 「中庸(ちゅうよう)」の精神 特定の目的のために改良された純血種と違い、日本の雑種は長い年月をかけて「日本の環境に最も適した姿と心」に収束してきました。興奮しすぎず、かといって臆病すぎない。その絶妙なバランス感覚こそが、彼らの持ち味です。 2. 驚異的な「忍耐強さ」と「共感力」 昔の野良犬たちは、時に厳しい環境に置かれても、じっと耐えて人間と共生する道を選んできました。無闇に牙を剥かず、相手を観察して許容するその姿は、まさに武士道にも通じる「慎み深さ」を感じさせます。 3. 日本の風景に溶け込む美しさ 立ち耳、巻尾、そして凛とした佇まい。 桜の下でも、雪の中でも、彼らの姿がこれほどまでに美しく見

Takeshi Kimishima
今日、1月20日は二十四節気の最後を飾る「大寒(だいかん)」ですね。
今日、1月20日は二十四節気の最後を飾る**「大寒(だいかん)」**ですね。一年で最も寒さが厳しくなる時期ですが、そんな極寒の中でも、犬や猫たちは私たちに温かいエピソードを届けてくれます。 大寒にまつわる、犬猫の微笑ましくも「あるある」なエピソードをいくつかご紹介します。 1. 「猫だんご」の季節 大寒の時期、多頭飼いの家庭でよく見られるのが**「猫だんご」**です。 普段は少し距離を置いている猫同士でも、この時期ばかりは背に腹は代えられないとばかりに、お互いの体温を求めてくっつき合います。 エピソード: 「大寒の朝、起きたらリビングの隅に3匹の猫が完璧な球体になって固まっていた。誰が誰の足かわからない状態だったが、中心部が一番温かいことを知っている知恵に感心した。」 2. 犬の「雪は喜び、寒さは戸惑う」 「犬は喜び庭駆け回り」と言いますが、実は現代の犬(特に室内犬)は大寒の寒さに驚くことも多いようです。 エピソード: 「大寒の日に散歩へ行こうと意気揚々とドアを開けた柴犬。一歩外に出た瞬間、あまりの冷気に『……無理』という顔をして、一歩も動かずに

Takeshi Kimishima

