殺処分ゼロが見えてきた今、私たちがアップデートすべき視点
- 2 日前
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最近、犬猫の殺処分減少という嬉しいニュースを耳にする機会が増えました。しかし、この流れを一時的なブームに終わらせず、持続可能なものにするために、今一度私たちが「ネットでの発信」や「飼育放棄」について冷静に考えるべき時が来ていると感じます。
よくネット上では、一部の身勝手な飼育放棄を激しく糾弾する投稿が拡散されます。しかし、実際には日本の飼育放棄率は決して高くはなく、その理由の多くは「飼い主の死去」「病気入院」「経済的な困窮」といった、誰にでも起こりうる生活の困りごとです。
私たちが気をつけなければならないのは、以下の3点です。
1. 「正義の叩き」が隠れた遺棄を生むリスク
「無責任だ」と激しく叩く空気が強すぎると、本当に困っている飼い主が相談できずに孤立し、結果として最悪の選択(遺棄という犯罪)を誘発してしまう恐れがあります。
2. 「みんな捨てている」という誤解の拡散
不適切な事例ばかりが拡散されると、「自分もやっていいんだ」と勘違いする人を増やしてしまうという懸念があります。私たちが共有すべきは「不幸な事例」ではなく、「最後まで添い遂げるための知恵やサポート」であるはずです。
3. 自己満足で終わらせない
誰かを批判して「自分は正しい」と満足するだけでは、根本的な解決にはつながりません。必要なのは、飼い主が困ったときに頼れるコミュニティや制度、そして「お互い様」と言える温かい眼差しではないでしょうか。
殺処分ゼロの達成はゴールではなく、人間と動物が共に幸せに暮らせる社会のスタートラインです。
これからは「怒り」で繋がるのではなく、「正しい理解」と「具体的な支援」で繋がっていきませんか?
批判よりも、今目の前の命を大切にしている飼い主さんたちへのエールを。
そして、困っている誰かへの差し伸べる手を。
そんな優しい連鎖を、このSNSから広げていけたらと願っています。







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